ラジオ論1

ボクはラジオが大好きだ。

テレビ番組とは違い、映像っていうフィルターを通さずに、直に「声」で「喋り」でリスナーに電波を送っている。そういうダイレクトさがすごい好きだ。

「茶の間」へ向けた放送ではない、「リスナー」1人1人へ向けた放送。絞り込まれた情報の発信。

更にはパーソナリティがどんな人であるかというのがすごくよく分かる。

人間の性格というものは「演技」とか「芸」の中にはそんなには表れない。確かに「芸風」としては存在するけれど、芯(心)の部分、核となる部分には触れないものだ。

その点ラジオはパーソナリティの喋りが、リスナーのメールやハガキとの対話が、ダイレクトにくる。それがラジオのパーソナリティのパーソナリティたる姿。

「テレビタレント」ではなく「パーソナリティー」なのだ。


パーソナリティー。その言葉を英和辞書で調べてみよう、、、、、、そうすればきっと、何故パーソナリティーはパーソナリティーで、ラジオがラジオ足り得るのかが、少しながらにも絶対的に理解できるはずだ。

「タレント」や単なる「喋り手」ではなく、、、、、あの人達は「パーソナリティー」なのだ。