フルメタル・パニック!The Second Raid

フルメタル・パニック!The Second Raid第12話「燃える香港」感想
ほぅら、これがフルメタなんだよ。そう、これこそがフルメタの真髄。その一部であるのがあの男、ガウルン
夏玉蘭達が「先生」と呼んでいたのはガウルンのことであった。だから、正に殺人的に強く、冷徹な忠義の犬だった。というわけか、、、、、、、しかし、ガウルンに人間を育てる能力があろうとはな、、、、、、あんな人形みたいなやつとはいえ、大したもんだ。

ガウルンと宗介の再会。宗介はアマルガムの目的を知り、組織の詳細を知った。しかし、ガウルンとの戦いには完全に敗北した。ガウルンの挑発にのり、ガウルンを殺し、罠にはまりかけた。あれは完璧に宗介の敗北である。生きていたからソウスケの勝ちというわけじゃない、むしろ、ソウスケが生き残ったからこそガウルンの勝ちともいえる。敗北感をおぼえさせたのだから、、、、、、、、、
ガウルンの話には共感できる点が多々あった。所詮人間は動物、利益を求めるモノだ、そこをキレイに飾り立てることによって、その醜さを隠す。それも人間。
そして、ソウスケが「カシム」であった頃の話、ガウルンにはカシムが「聖人」に見えたという、、、、、、、、命を肯定も否定もしない、そして悩みも痛みも苦しみもない。その眼はまさに聖人。それはワタシには至高の存在のように思える、きっととてもとてもキレイなのだろう。。。。。。うらやましい、、なぁ
「殺人聖者」か、面白い。

あと、テッサとリチャード・マデューカスの口論。俺マデューカスさん好きだわぁ、テッサより好き。テッサを大事に思ってるんだけど、軍人のようにキチッと行動する。っていうそういう誠実さとか忠義の心みたいなものがあるから、すごく好き。それでもカリーニンさんには劣るけどねーw
この口論シーンはなかなかに名シーンだよ。過去の歴史を振り返れるあたり、すばらしいわ。ダナン占拠事件とか、ザイードとの戦いで核を奪ったとか、ベヘモス倒したとか、そういう話だったな。

さてさて、そんな心と記憶に刻まれる名シーンがあったわけだが、遂にサガラソウスケが起動するわけだな。
うぁー、早く次見たい!!