あたしゃ自信なんてものはもっちゃいない。いつも不安で、いつも心配で
そんな中でも、自分はいいやつなんだと、少しはデキるやつなんだと、そう思うようにして、がんばってる。
その裏で意味のない自信を持ってる。変てこな自信を持ってる、多分大丈夫。僕だから大丈夫。そんなこと、あるはずないのに
何か一つ、拠り所が見つかれば、この悩みからも解放されるだろう。でも、その拠り所一つを失ってしまえば、たちまち逆戻りし、さらには悪化する。
欲しいけど、欲しくない。欲しくないけど、どうしようもなく求める。
自己嫌悪になってばっかりだ、自己陶酔に気づかないばっかりだ。あたしはいつになったら、あたしを動かせるんだろ
悩んでるわけじゃない、悔やんでるわけじゃない、ただ、どうしようもなく足りないの。ただ、それだけなの。
いつか、この心が満たされるまで、この飢えた羊の心を味わっていよう。狼になるのは満たされた時だもの
