きっと

きっと所詮無理だったのだ、最初から全て無理だったのだ。私はまだ懲りてなかった。どこかに光があると思ってた。でも、やっぱり私に光なんて、少なくとも「その」光なんて、ありはしなかった。

また、繰り返す。火をつけては消し、火をつけては消し、繰り返す。
いつになったら懲りるのだろう、、、、いつになったら光が見えるのだろう。どちらともつかん、、、、まだ分かってない。僕はまだ分かってない

気づいた瞬間。また火が消えていた。。。。でも、ただの文字だけじゃ分からない。
僕、バカだから、人の気持ちとか、ちゃんとわかってあげられない。自分のいいようにしか考えない。
優しさなんて多分うわべだけだ、見返りがないと悔しくなってしまうようなさもしい人間さ。

でも、こんな自分でも、一人の男として、生きられるんじゃなかろうかと、また思ってしまってる。
やっぱりさ、少ない望みでも、少ない光でも、それをまだ光と思えているうちは、その光を求めてみたっていいんじゃないかな?ねぇ、いいよね?
今まで、色々失敗してきた、色々ダメだった。幾度も諦めた、道を何度違えたか分からない。

こんだけダメになっちゃったら、今、もぅ一度ぐらい頑張ったって、どうせもぅ落ちはしないさ。もぅ、なりふりなんてかまってらんない。
一方的なのは最初から一緒だよ。でも、僕だってそれなりに経験をつんできた男だ。引き際くらいは分かってる。
でもね、もうちょっと粘ってみたいのさ。その先がどんなに暗かろうと、まだぼくの心の内には光があるから、その光をもぅ失いたくない。この光が本物だと信じていたい

キッカケなんてもぅどうでもいいさ。大事なのは「まだココに光がある」ってこと。光ある限り、まだ僕は「走って」もいいかな?

これが最後の賭けになるのかもしれない。でも、それだけの意味と価値はある。きっとある。

せめてもう少し、「男」として生きてみようと、頑張ってみようと思った。フルパワーだよ、僕は。本気になったら、誰もかなわないさ、その自信がある。僕の光は誰にも負けはしない、輝く意志を持ってしまえば、誰も勝てやしないさ。

そう、最も強い光をもっているのは僕だ。僕と一番長くいる僕がそう信じている。だからきっと、僕ならできるさ、きっと、、、、、きっとできるさ。

最後のお願いだよ、神様。どうか、この光を絶やさぬように、、、、、、、、、、