乙女はお姉さまに恋してる

第07話「小っちゃな妹と大きなリボン」感想
OPが冬服バージヨンになってる!!演出がにくいぃぃぃぃぃぃぃ!!!

「異議申し立て」
ですか。相手の考えと自分の考えが違う、お互いに自分は正しいと信じている。そして衝突が起こる。
難しい問題に見えるものこそ、実は単純明快なものなのです。

意見の衝突が起きても、後腐れが残らずスパッと決着する。それが大人、それが一人の独立した人間。
相手に批判されたからと、苦言を言われたからと、一方的に敵対心を剥き出しにしてしまうのは、子供の所業。

そいでもって、タカコとミズホちゃんを比べると、タカコがノーマルコンピュータでミズホちゃんが量子コンピュータ。ってところかね
タカコは0か1か、つまり善か悪か、敵か味方か、でものを見てしまっていたところがあった。でも、ミズホはそうじゃない。2人の意見両方をちゃんと見てる。人の中に悪があるのではない、人を悪と見る目が悪なのだ。そこを無意識的に知ってる。もしくは今回の件で知った。

悪は悪として在るのではない、悪とみなされるから悪なのである。これはワタシの理論でもあります。世の中の理論で言えば、わたしは悪人ですもの、それがどうして悪を理解できないといいましょうや

しかし、今回のミズホちゃんは久々に男前でした。あれだけ人前でキッパリと行動できる人間は男女問わずそうそういません。なおかつ、あれほどスパッスパッと行動してるのに勘違いや思い込みというものがない。素晴らしいです。
通常、あれだけの推進力を得るには、ある種宗教がかっているかのような、盲信に近いモノを用いているものが多い。それをあのお方は、しっかり物事を見据え、状況を判断し、かつ人の情というものがおありだ。

そして、カナに難癖つけていた子達に対するあの態度、あの科白。
「恥を 恥を知りなさい」
胸がスッとした、心が熱くなった。実に、実に素晴らしい。

これほど爽やかで真っ直ぐなミズホ。男女問わず惚れてしまいそうなものだね


さて、ただ一つ心配なのが、タカコルートの可否ですよっ!!!w
ある視点から考えれば、ここから真のタカコルートだし、ある視点考えればタカコルートが完全に消えたようにも見える。
これからのタカコからは目が離せませんっ!!!