あのね・・・

あたし許せないものがあるの
それはね
あたしの中にどうしようもない出来損ないをブチ込んでくる粗暴者

許せないわ 絶対に 絶対に許さない

なんなのかしら 自分の生み出すものの醜さに気づいていないのかしら
信じられないわよね 常識でしょう それくらい

口を閉じることも知らない
指を止めることも知らない
眼を閉じることも知らない
息を止めることも知らない
脚を閉じることも知らない
歩を止めることも知らない

なんにも知らないのよね なんたって粗暴者なんですもの
失礼しちゃうわ ほんとに

あたしはもっと上が見たいの 光が見たいの
裏路地の暗がりなんて 見ていたくないの
そんなもの犬に食べさせてしまえばいいのだわ

あたしは欲するわ
そして
あたしは拒むわ

品のあるものを
そして
品のないものを