かんなぎ

第01話「神薙の娘」感想 ★★★★★
原作はずいぶん前に読んだけど、記憶してない感じ。人に支持されないとパワーが落ちる、みたいな設定ぐらいしか覚えてないね。

その域に達していない」でおなじみにヤマカンこと山本寛と、私の大好きな倉田英之先生脚本の作品ということで期待しています。

1話目はとりあえずナギとジンの出会いってことで、木彫り像からの顕現。普通のオチモノと違って、ある程度の常識が神様たるナギにあるので引くほどのひどい行動はない感じで進行。
毎度毎度のオチモノの始まりのオトボケた展開には正直閉口気味なので、こういう普通の話は好き。

で、ナギさまが少女の姿で顕現なされてるので、ジン君もドキドキ。かなーーーりリアルな少年の情動が窺えます。この辺の童貞行動というか、若い男の現象の描写に関しては倉田先生は大得意ですものね。

大抵のオチモノでは1話の時点でいろんな人に見られちゃって大騒ぎ!なんて展開がベタなんだけど、視聴者に優しく具体的な登場人物は2人のみで電話越しに幼馴染キャラらしい子がしゃべるだけという親切設計。とても分かりやすい
家での行動だけにほとんど絞ってるので、とてもリアルというか現実的な時間の流れ方なんですごくストンと理解できるね。

で、何気に魔法少女アニメのキャストがMAKO。お仕事もらえてよかったですね、ほとんどコネじゃねえかw

今期一押しです。