過去を振り返る

NO NEGATIVE,NO LIFEきっかけで過去を振り返る。
いやな学生時代ではあったけど、実は今の大学時代よりいい時代かもしれない、とも思えてきた。黒歴史らしい黒歴史は、あったとしても覚えていないし
気分は最悪だったが、状態は割と良いほうだった気がするから。
小学校のときはものすごく輝いてた。まだ誰にもバカにされないし、殴られるようなことがあったら噛み付いてた。噛み付けば大体の人間は怯むし、襲うのをやめる。
成績もクラスで3位くらいにはなってた。運動はできないけど、頭は良い子だった。運動できないから全くモテなかったけど
バレンタインにそこらへんで売ってる板チョコをもらったくらいだろうか、あれはなんだったんだか今でも理解できない。

中学入って、他の小学校のやつらが出てきて、随分と陰険な切り口で人を切るヤツが多いことに気づいた。小学校時代の女子との小競り合いなんて、大したことないと思った。
中一の頃はクラスに三大不良がいたから、そいつらがバカやってるのを眺めてるだけで終わった。バスケ部に入ったりしたけど、夏休みでやめて卓球部に逃げて、しばらくサボッてた。
強制的に部活をやらされるのがすごく嫌いで、システムと慣習が理解できなくて、罪悪感を抱えながらほとんどサボッてて、中3の辺りなんて怒られないのをいいことに三ヶ月も部活に行かないことなんてザラだった。
すぐに家に帰ってマンガ読んだりゲームやったりして過ごしてた。

中二辺りから、だんだんとバカにされるようになって、体育のときも笑われる対象になってた。おどけてみせたりしてたけど、笑わせるんじゃなくて笑われるのが屈辱だった。それもものすごく醜い顔の男に
それでも優しかったから、自分から罵倒するようなこともしないし、殴りかかったりもしなかった。ただ、殴りかかってきたら泣いて謝るまでボコボコにし返してやろうとは考えてた。そんなことは最後までなかったけど
そうやって笑われてバカにされて、卑屈になってったのかな、数少ない友達もロクに助けてはくれなかった。遊びにはつきあってくれたけど

そうして高校に入って、ブタみたいな顔の同級生が公立に落ちたと泣きながら語るのを見て、ゲラゲラ影で笑ってやったりした。ざまぁみろと
ことあるごとに人を指差して笑ってたバツだと思った。実際そうだ

高校はほとんど何もなかった。1年時はクラスの少数の「知り合い」と微妙な日々を過ごした、友達といえるかどうかを考えてみると、友達とはいえない気がする。
友達のつくりかたをそもそも知らなかった、小学校からの友達としか中学ではほとんど交流してなかったし、元々友達だったやつの友達としか交流はなかった。そんな中、ほぼ知り合いゼロの状況下で少しずつ孤立していった。
高校デビューをはかったのか、なめられないようにと無口なキャラクターでいた。その結果友達はほとんどいなかった
なめられなかったけど、とても退屈だったので、高校2年でたまにおどけてみせたりした。薬中かなんて言われたりしたけど、中学の頃のバカにされ具合と比べればどうということはなかった。
中学の頃は障害者扱いだったからな・・・・・シンショーとかチショーとか、変な略語で罵倒されていた。思い出すと本当に許せない

高2辺りで、キモオタの友達ができた。毎度毎度気持ち悪いオタクトークをした、あまりにひどい内容を気持ち悪い声で大声で話すので、度々慎めと提言したが、彼は聞き入れなかった。彼の奇行は目立ち、クラスではいつもはぶかれていたし、自分も似たような目に遭っていた。
もとよりクラスで輝いてる人物と仲良くなろうなんて思わなかった、クラスのみんなでなんかしよう。みたいなお題目は大嫌いだった
誰も俺にかまおうとしないから、俺も誰にもかまわなかった。「クワシイ」みたいな寝たフリの日々、実際このときあと何分を聞いてたりして、階段上り下りとかも少しやったことがあった。
でも、高3ではいい友達ができた。合唱部の2人+後輩1人で、その友達は良識がある人間で、話も面白かった。毎日のように合唱部のプレハブで弁当を食べては、ゲラゲラ笑って話をしていた。あの頃のインフィニティシリンダーは今でも忘れてない。

しかしまぁ概ねクラスにはなじめず、クラスの空気も苦手で逃げて、寝たフリして、たまに小バカにされて暮らしてた。
中学に比べれば辛くなかったかもしれないけど、本当に何もなくて面白くなかった。やりたくないことばかりだった

そんな高校からも開放されて大学に入ったけれど、その大学でもいわゆる「ぼっち」状態。学園祭実行委員なんてものをやってみて、知り合いは増えたけれど、その後のつきあいはあまりない。
サークルに入ってみたけど、ポアロファンの先輩と知り合いになったくらいで、他は気持ち悪い人たちばかりだったのですぐやめてしまった。なんというか、人間的に色々とおかしかった、、、、、やることも古いし、考えも部活をひきづっててつまらなかった。
そうして一人になって、両手で数えられるだけの知り合いとたまに会うだけの生活をしてる。

こう考えると、どんどん人と接触しなくなってるな。ただ逆に県外の人間とは後半になるにつれて知り合いになっていってる。
いまや知り合いの大半はオンラインゲームの友達か、あるいはポアロファンだ。
その点では、幸せかもしれない。ポアロファンでいつづける限り、ポアロが活動を続ける限り、ずっと縁はつながってるわけだし。なにより共感できる人間ばかりで、自分を説明する必要がない。みんな似たような学生時代だったんだもの、そりゃうなずけることばかりだよ

この流れでいくと、大学卒業までに大学内の知り合いは0になっていそうだな。