宇宙をかける少女

第12話「虚ろなる虚像」感想
やっと面白くなってきたね。というか、最近の展開を見るにどうしてもネルヴァル側に感情移入してしまうな、貴族といっても差し支えないくらい絶大な権力と資金力で何不自由なく暮らし、人間を守るという大義名分の下に大腕を振って歩く獅子堂家。
家族すらないがしろにして、よく胸を張って生きていられるものだな。

ネルヴァルというよりつつじに味方したいよね、中の人沢城みゆきさんだし。
始めから力と才能を持って、半ば運命づけられた存在として輝く人々がいる一方で、何もせずにいれば透明に消えてしまうものがいる。つつじちゃんのお気持ち、すごくよく分かるよ。

人として自由すぎる世界で苦しんで生きるより、ネルヴァルのパーツとして何も恐怖を感じない世界で生きられたほうがずっといいと思ってしまうのは、私だけではないでしょう。

俺もネルヴァリストだわ