Angel Beats!

第07話「Alive」感想
記憶を催眠術で回復させる。記憶喪失の治療法としては、割とよくあるパターンだが、こうもあっさりと思いだせるもんなのか。
なんか、音無の記憶喪失はこの世界を動かす何かの要素にでもなってるのかと思ったんだが、そうでもないらしい。ふつーにただの記憶喪失。と

割と、拍子抜けではある。そして、自称神の催眠術っていう特技はこのためだけのもんなんじゃないかとすら勘ぐってしまう。だとしたら浅いなぁーw
ここまでひっぱっといて、ご都合で記憶もどっちゃうのは面白くない。この記憶を取り戻す一連の流れにもまた意味があればもっとギミック的に楽しめると思うけど、どうなんだろうなぁ。
そこまで複雑な物語にする気はないってことなんだろうか、、、、、そうするとまた評価を改めないといけない気がしてくる。
世界観の珍妙さと、個別のエピソードの美化っぷりがわりと好きな作品でしたからねぇ。

しかし、自称神の音無へのなつきっぷりがショタコンにはものすごくグッとくるな。自分以外には心許してないというか、なついてない感じを出してるのもまたさらにグッとくる。攻略したった!みたいな征服感をかるく覚える。

その攻略したった感でいうと、今回の天使ちゃん(かなでちゃん)なんかもそうなるか
最初、何が理由かは知らないが、敵対してしまっていた天使ちゃんことかなでちゃんも、今じゃ音無によって完全にオトされてこっち側の人間にならんとしてるし。
ってーか、ラストの法の音無くんとかなでちゃんの会話とか、完全にもぅお付き合いしましょうの流れじゃないか。「下の名前で呼ぶ」とか「お前と一緒にいたい」とか、完全に口説いてるwwwww

そして、メインヒロインっぽくみせてるくせにえらい噛ませ犬ポジションで大したことしてないリーダーのゆりなんとかさんが、炊き出しの片付け中に急に傷だらけで現れる。
天使と音無の様子を見て、何か考えてたゆりなんとかさんを見ていると、はては自演じゃなかろうかとか考えてしまうな。

武器でもなんでも自分で作れる世界なら、敵すら自分で作り出せてしまうんじゃないか、とかね。

戦うべき敵が消えたことで、リーダーをやってくっていうなんとかっぺさんの生きがい的なものがなくなって、それを埋めるためにあんなもんが作られちゃったとか、あり得ない話ではない。

次回予告聞くに、ゆりなんとかさんの考察上では、天使ポジションのプレイヤー?がいるらしいんで、1人仲間になるたびに1人敵として立てられる仕組みになってるってことなんじゃろか?

だとすると、それがこの世界で行われる意味ってもんがまた謎になってくるなぁ。さて、広げた風呂敷そろそろ畳み方が見えてきていいんじゃないかね。1クールなのか2クールなのかは知らんが、1クールならこの辺りでちょろっと加速が始まる気がする。
それこそ、音無とかなでちゃんの急な関係の進展は、その「加速」に相当すると思うしね。