基本思想

欲望は力であり、人はその求める処の結果の実現のために相応の努力をすべきで、もし望むだけの結果が得られなかったなら、それは欲が足りず、真にそのものを欲するところからくる努力というものをしていなかったということなのだから、絶望も悲観もする必要はない。と考える

簡単にいうと、望むならば望むだけ努力をする。もし望み通りにならなかったら、自分の望む力が(望みをかなえたいと思うエネルギーが)足りなかったということだから、その結果を受け入れなさい。
という考え

望みどおりにならないことを、勝手に他人のせいにしたり自分の能力のせいにするべきではない、と思って過去の私がこう考えたんだと思う。

人の全ての力の源は欲望である。ってのが出発点だったろうか、、、とにかく私はそういう考え方に立って、基本的に物事をみている。
無論、これだけを考えているわけではなく、場合によってこれとは一見全く異なる理屈を持ち出すこともあるかとは思う。
そういった可能性も有しているが、しかして確固として私に根付いている考えでもある。


だから、欲望とは何であると捉えるかが、僕と他人との価値観の違いなのではないか、とも思う。
自分が善い行いをするのは、その行いによって自分の知る人に喜んで「欲しい」という欲だ。善行も悪行も、それは等しく己の欲望の成す事。自らの美学に基づいた行動全てが等しく欲のなせるもの。
欲そのものに善も悪もない、欲の結果をみたものがそれを善だと、悪だと、その観測者自身が認識しているだけだ。