魔法少女まどかマギカ

第07話感想
自らの肉体が既に抜け殻であると知った魔法少女達とまどか、キュウベエは全て対価であり戦うために効率的な方法をとったんだ、と言う。
説明を省略したのは、おそらくそれを言うと大抵契約してもらえないからだろうなぁ、完全に悪魔である。

そして、自分の願いで健康体になった上条に対して、接触できないさやか、引け目があるのか、あるいは、、、、、って感じだったが、自分がもうゾンビなんだという認識から、もう接触はできない精神状態に
そのうえ、親友だったひとみが上条を好きなのだと言い、告白まですると言い出した。しかし自分は、元々幼馴染から先への一歩も踏み出せず、ただケガの世話をしてるのが精一杯な状態だった、その上こんなことになってしまっては、もはやどうすることもできない。

客観的に考えれば、1日もらったんだから、言われた通り先を越せばいいんだけど、さやかの他人思いの性質というか、エゴのせいでそれが出来ない。結局は自己犠牲の自己満足、それで不幸になってしまっては元も子もないなあ。
得た希望と同等の絶望、まさにその絶望がさやかには訪れている。
赤い髪の子の昔話を聞いて、なお他人のために魔法を使おうって決めるんだけど、それは結局まだ裏切られていないからで、自分の願いの結果を最後まで見届けて、それでもまだ他人のために魔法を使えるのかは、難しい。

だからこそ願いは自分のために使われるべきだといわれるし、事実そうなんだなあ。たとえ自分を犠牲にしても、のそ見返りは自分にはこない、ならば願いの時点で自分への見返りを願えばよかったのに、、、、、、その後悔に直面したなら、さやかは魔法少女を続けられるんだろうか。
さっそくもう、痛みを全て消して戦うという、自暴自棄ともとれる戦い方を始めだしたし。狂戦士化してる

そんな友達が壊れていく様子をみたり、危険にさらされる様子をみたりしたまどかは、おそらく契約してしまうんだろうなぁと
さやかについて行ってるのだって、魔法少女になって人を救いたいんだ、みたいな心からかもしれない、さやかのためだけについていってるかどうかも分からない。

なんつうか、死んだり肉体的に負傷したりってう怖さじゃなくって、精神的にどんどん絶望を味あわされていってますね。希望をふりまく魔法少女自身が、絶望しかないという。。。。こえええええええええええええええええ