TIGER&BUNNY

第01話感想
突然現れた特殊能力者達、それは45年を経て商業ヒーローになっていた。と
スーツにスポンサーの社名が入ってて、そして犯罪者の逮捕や人命救助でポイントゲット、その様子をTVで撮影。と、見事にヒーローが商業化された世界。
その世界で落ちぶれたベテランのコテツことワイルドタイガーのお話。落ちぶれヒーローが、馴染み企業から突然新興のとこに行かされて、スーツ変えられてコンビ組まされて、と企業の言いなりになってるその哀愁がたまらなくいいね。老兵がコキ使われて、それを憂いて、人気もなくなって、でも人助けして悪いやつを懲らしめるヒーロー魂はずっと持っていると。
その老兵の頑張りに期待ですねー。新スーツのがデザインかっこいいしwwww

しかし、登場人物にスポンサー名入れるとか斬新すなぁ、しかもそれが作品演出の一部にもなっているし。これは実に斬新。

ヒーローが暴れたら、どっかに被害でちゃって、それを賠償しなくちゃいけない、だからスポンサーがついてるわけだねえ。そうやって、ヒーローを管理することで特殊能力者を有効に活用している世界なわけだ。
まあ、普通に考えて特殊能力者なんかが野放しになっているのは危険だし、管理しなくちゃと考えるのが、現実だもんね。その現実感もまた良い。

テレビのプロデューサーの「過激にする」って言葉のその表情に怪しいものも感じつつ、子持ちヒーローの頑張りにも期待ですね。これは良作のニオイがする。アメコミ風味とジャパニメーションのいい融合だよ。HEROMAN然り、こういう流れはとても好きだね。