第01話感想
遅くなりましたが、1話目をやっと見たので。
コロニーが襲われて、本来非戦闘員のフリットがガンダムに乗るって点でファーストガンダムをなぞってるって言われてるのかな?
まぁ、この流れ自体はファーストというよりガンダム全体にあるような気がしないでもないけど。ってか、ロボットもののベタになってますよね。
でいて、フリットはあらかじめ敵との交戦の意志もあるし、そのための準備の一端を担ってたわけで、始めから戦争に関わる意志を持ってたってことになるよねー。そこはちょっとファーストと比較したら違うんじゃないかって気がします
あと母から設計図を託されたってとこで、ガンダムに相当固執してる様子だったねぇ。一世代目はガンダム開発者か、、、3世代らしいので、どう世代が移り変わるのかも期待かな。
学校の先生にいきなり敵が来るかもしれないんですよ!とか言い始めたりするのは、さすがに頭どうかしてるというか、、、、まぁ多分軍部?のほうにもそういう話はしてるはずだと思うんですけどね、兵器開発に子供ながら携わってるわけですからむしろそっちに言ってないとおかしいことになるんで。
日野さんの作る作品はこういうなんか、細かい点での抜けというか、見せたいものとそのための土台作りがたまに釣り合ってないことがあるんですよね。リアリティの欠如というか
だからこそ子供向けに作れるし、見せ場もカッチリ出てくる。
見せ場にもっていくための構成にしてますからね。大人向けにしすぎると、説明一辺倒になったりするし、男女の人間描写ばかりに尺割かれたりして、物語の見せ場が薄まる傾向もありますし。優先度の違いなのかなあ
物語設定の裏づけ的な部分が、アニメなぞってるだけだとものすごく薄いというか甘く感じるので、そのへんをダメだーって大人達には言われてるのかもしれませんね。あと、敵も人じゃなくて化け物に違いないみたいな話になってるあたりも、大人には気に食わない点なんだと思う。
子供に見せるためには、まずバケモノと戦うロボットっていう分かりやすい構図で物語に引き込んでおいて、仲間達が傷つく様とかを描写していきつつ、最終的に実は相手も人間だったんだってのを見せて、戦争を描こうっていうんじゃないかなーって、予想しちゃいます。
戦争は不理解から始まるもんですから、そういう意味では合ってると思う。黒船きた時だってペリーは鬼だみたいな話になったし、人種肌色違うだけでバケモノに見えるわけなんでね。
