真剣で私に恋しなさい!

第10話(及びこれまでの)感想
タカヒロさんがちゃんと噛んでないってのがよく分かったかも。きみあるがアニメ的に飛ばなかったのを受けて、ある程度アニメ制作のプロを信頼して任せた感じなのかもしれないけど、、、、

いくら大和が危険に晒されて大事さが分かって、独占したくなったとしても、義理とはいえしっかりと姉妹となったワン子に対してもう姉妹じゃないなんて、口が裂けても言わないだろうってのは、簡単に分かる話なので、やっぱこの百代は違う人だなって感じましたねー。
まぁこのへんの姉妹云々とか、金曜集会チームの友情と絆の話もずいぶんしてないんで、アニメだけだと分かりづらい点ではありますけどね。

あと、百代以外の戦闘力が並列になってるのもかなり違和感はありますねw
原作準拠でいけば、百代>まゆっち>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>クリス>京>ワン子ぐらいだったように思うんですけど。

ここまでみてきて、
つよきすは原作無視しきりキャスト全とっかえで反感をかってなかったことになり、きみあるは全監修入ってスタッフにも基本的にプレイしてもらって作ってもらったが、それゆえに今一歩及ばない空気感になってたり、それを受けての3度目の正直!?などと妄想していたのですが、この路線に行くのはすごく予想外だったかなー。

そもそもが、まじこいって仲間というか共同体意識をかなり重視した作品だったはずなんですよね。その象徴たる金曜集会もロクに描かれないし、後半は味方側にメインヒロインだけしかほとんど出てきてないっていうのがもう違うんじゃないかなって思えてきてます。
反転、原作なしで別作品だと考えたとしても、展開的にちょっとバラつきが多くてちぐはぐなので見ていて引き込まれる部分がないのが残念でしょうか、各員の心情描写がいまいち薄く、昨日までギャグやってた人間が急にシリアスに入ったところで深みが出るワケもなく。

前半のギャグパートに関しては、原作に負けず劣らずの面白さを見せてくれていただけに。なかなか残念な思いですね。
シリアスを1-2回で完結させてしまって、あとはギャグに終始していたほうが安定していたんじゃないかと思ってしまう。素人考えではありますし、ファンの反応を受けて考えたものなんでそらそうなるねって感じですがw

原作原理主義は原作だけやってろってことになっちゃうのかなー。