僕は友達が少ない

最終話「僕達は友達が少ない」感想
夜空が昔の親友の「そら」だったことが判明して、隣人部に異変が起きて肉も遂に行動に出る!ぐらいの展開を期待していたのですが
 その実は夜空の面倒くさい性分のせいでこんなんなってて、初回のあの行動力は元親友に気づいて欲しいがため、親友ともう一度友達になるためという意志からくる行動力だったという説明が果たされたぐらい。

まあ一応これで、夜空に対して違和感ばかり感じていたのが多少スッキリはしますがだからといって、すぐ友達にならずにまたなぁなぁの日々を続けるという結論に達するというのは、なんというかこう腑に落ちない。
まぁ、ここでダラダラしちゃうから友達が少ない子達なんでしょうけど、あんだけ星奈の惚れっぽいシーンを出しておきながら特にそこも動かずっていうのは、すごいおあずけをくらってますよねぇ。

あとは同人なり空想なりで勝手にやってくれって感じなのかしらwwww
いわば日常系が現在の流行りなのも重々承知してるんですけど、ほとんど何も進展していないというのはさすがにちょっと面白くないなーと
多少なんか2人の間で動いてほしかったなぁ、、、一応心境として元親友だったのが共通認識になるってのは大きいのかもしれないけど。物語上でそれによって2人の行動がどう変わるかまでは描写されてないんで、ニントモカントモですし。

キャラクターの可愛さは理解できたけど、それだけだよねっていう最近のよくあるアニメに落ち着きましたね、最終的に。
「まぁそんなものかー」が感想になってしまう。

みんなでワイワイ過ごすのが楽しいってのは良いんで、もうちょっと個人の心情(友達が少ないことにまつわる)の話とか掘り下げがあってくれると嬉しいなあと思ってしまう。そんなに深く考えずに可愛い子達が面白いことをしているのを楽しむアニメなのかもしれないですけどね。
社会に馴染めない少年少女の物語として捉えると物足りない。。。。

それはさておいても、最後の男装夜空はなかなか良かったですねー、夜空が戸惑っているという割と珍しいシチュエーションというのもプラスされてけっこー楽しいシーンになってたと思います。