輪廻のラグランジェ

第03話「鴨川にランの花咲く」感想
ラン覚醒回。
グランジェは、面白いのに長く感じるいいアニメですね、ひと段落して終わる感じがするというか。区切りがしっかりしてるからかなー?

まどかは鴨川が好きなので、町に被害が及ぶのは当然嫌だからなるべく誰もいないところに着地しようとしてたり、自販機1つですら吹っ飛んだら危険だから見逃さないっていう、その優しさがものすごいよね、愛だね。
普通のロボットアニメで、ここまで細かいレベルで町守ることってそうないもの。まぁ敵の数が少ないから、それだけ集中もできるってもんだし、敵も侵略目的じゃなくてウォクスを狙ってるだけだしね。でなきゃ、こう上手くいかない。

しかし、モードみねうちとか 白刃取り2連続失敗で頭ゴーンとかものすごく滑稽で面白いなぁ。異星人らしい反応もしっかり返してくれるし、その勘違い具合もどこかズレてるんですけどね。
敵も人ってのがよく分かる描写だと思います。効率を重視した冷酷な異星人ってわけじゃないのが、ふとした反応で分かる。

ジャージ部魂に触れていくことで、同志となり覚醒するランっていう流れは実によかった。知り合ったばかりの友を思う気持ちで、あれだけ行動出来るってのも優しさあってこそ。
まどかの優しさが町全体とそこに住む人々への優しさなら、ランは同志(友達)への優しさってところなんでしょうか。
ウォクスは思いやりで動かすんだ!って展開になってもおかしくない。

がっつり戦争をしていくんじゃないロボアニメなので、ちょっと変わった感じもありますが、少しコミカルで、しかし真剣にジャージ部魂を貫いてく姿は見ていて気持ちいいですね。いいアニメだぁ