アクエリオンEVOL

第10話「隻眼の転校生」感想
敵に身を置いてる人間が味方側にきて、味方側の人間と触れ合うことで変化していくって話はやっぱ好きだなー。逆もまた然りなんだけど

戦闘でしか互いに見えない相手を、生身と生身で触れ合って知り合うことで変化が生まれていき、理解と誤解が生まれていく、そういう人間模様は見ていて気持ちがいい。
そしてそこでの変化が突き抜けて、全くそいつの行動が違う方向へと突き進むようになったりするとかもアツい。
今回でいうと、ジンがユノハと出会い触れ合うことで、ユノハに惚れ込んでネオディーバについてしまう、とかね。あるいはこの交流を通じて、両陣営の間を取り持つようなことになったりー、とかも想像できて楽しそう。
ただ、この流れがあってもやはりどうしても陣営間の確執があって戦うハメになってしまって互いに殺しあうことに、という展開もまたありうるので、今後から目が離せない。

アクエリオンは全然ちゃんと見れなかったというか、どうにも感情移入できなくて、途中でみるのやめたけど、EVOLのほうは恋愛要素バリバリでキャラクターが生き生きしてるし、不幸感がすごく薄くて、見てて楽しいんだよね。
幸せな生きるエネルギーに満ちたキャラクターを見ているほうが、やっぱりいいよ、うん。

今回のジンが発動した能力はバリアフィールドというか、相手からの干渉を拒絶する壁って感じだった様子だけど、ユノハと話をしたいっていう思いからの行動の果てに発動した力がそういう力っていうのも不思議だよね。
近寄って欲しくないから壁を作るというよりは、近づきたい(とっさに)守りたいって思いから能力発動に至ったんだと思うし、そう考えると接近から生まれた拒絶の力なわけで。

エレメント能力発動しちゃったからには、アクエリオンに乗る可能性もゼロじゃないから、そこもワクワクしちゃうなー。