アクセル・ワールド

第01話感想
仮想現実が拡大した未来世界のお話っぽいね。電脳世界にも近い。
ネトゲに逃げるイジメられっ子っていう設定部分はそこまで目を引くものではないけど、初回見て思ったのは、ちーちゃん(チユリ?)が一番えげつないってとこかな。

OPEDかどっかの映像を見る限り、タクと豚とちーちゃんが幼馴染で、たっくんが別の学校にいる感じ。でいて、今も3人には交流がある。
そっから考えると、ちーちゃんは3人仲良く友達でいたいくらいの認識があって、豚を励ますというか元気付けたい思いがある(イジメられてるのは認識しているため)のだろうけど。
豚がタクには言うなって言ってるのに、弁当あげたことだけでも知らせてしまう(話してしまう)のは、完全にNGだよなぁ。
でいて、食ったんだろってタクは言ってたけど、実際には突き飛ばしてたはずなんで、食う前にそのことを知ってた可能性があるわけで、そこを豚は読んでか ああ、タクはチユリからその話を聞いたんだなって感づいたわけで。

中途半端に励ました上に、(男のプライドから)友人のタクには話すな、頼るなって言ったのに、心配からタクに助力を求める・あるいは相談してしまっているわけで。この一件に関してタクの介入を拒んでいた豚にとって、これだけの屈辱はないわけで。
 うがった考えだと、こういうのは女子だからそういう発想になるんだろうなーと思います。男にとってのプライドがどんなものか分かってないからこそ、こういう行動に出てしまう。 
 別にタクは友達なんだから助けてもらってもいいじゃないか、って認識なんだろうけど、豚的には全然そういうことじゃなくて、イジメ被害を享受しながらも、それに困って幼馴染の男に助けを求めるなんていう行為は、最後に残った微かなプライドすらも捨てることになるから、絶対できないわけだよね。

だからこそ、この回で豚に対して一番ダメージを与えたのは他ならぬちーちゃんなのですよ。

加速世界云々とかの話もありましたが、2話目も見ないとこのへんは理解しきれん部分があるんで、そこでまた感想書くとしましょう。なかなか楽しそうな展開になりそうですし。