ラノベばっか読んでる童貞

http://togetter.com/li/594152
↑お手てつないでさんによるトゥギャッター

http://blog.livedoor.jp/dokabenisland/archives/51407943.html

ミラッキさんのブログ。

久々にヒムラマンアンテナ被登録者みたいなことをしよう。何年ぶりだか知らないけど

ここで語られる「ラノベばっか読んでる童貞」は比喩の意味でも言葉通りの意味でも自分が当てはまるなぁ、と思うわけで。
で、そんな論調で語るかわださんもお手てさんのことも僕は「この人たちはずっと昔から意地の悪い話し方をする人達だな(し続けてる人達だな)」と思うわけで。

前置きのようなものをしておくと、ここで話されてることそのものを否定するつもりはないし、楽しそうにアツイ議論をしていていいな、楽しんでるな、というのが私個人の率直な感想であることを述べておきます。
あくまでその語り口について私が思ったことです。

で、ラノベばっか読んでる童貞っていう言葉はトゥギャられてるツィート内にもあるけど、すごい釣り針が・フックがでかいんですよ、これはつまり反応する人が多かろうな、ってことなんですけど。
なんでってそれは基本的にオタク文化圏で活動する人々は、自己の領域にそれ(オタク文化)を低く見る人が出てくることを嫌がるからなんですけど。
それはつまり、オタク文化っていうのは基本的に「自分に都合の良いヒロイン(ヒーロー)を自分の都合よく楽しむ」文化であることにも起因しているわけです。
簡単に言えば好きなものを否定された(否定された気がした)ら怒る。という単純なお話。

で、わざわざそういう釣り針の大きい単語を使っていて、かといってその単語を使っている意図とそこに秘された意味に関する説明をことさらせず、その解釈は任せる、と言うんだけれど、この意味が分からない人は、この話にノれなくなるよね。と思っちゃって

そういう説明を省いて文脈から読み取るしかないようにしたり(この文脈はまとめ単体の文脈も含むしまとめ以前のこの方の日常という文脈も含む)、内輪の感覚あるいは同じ考えの人の間でしか伝わらない話をしちゃってる、ってポイントが「この人達は意地が悪いなあ」って思うポイントなわけです。



だから、その喩えが分かんないと「何だか分かんねえけど、俺みたいなやつのことをバカにしてんだなコイツら。」って思われることが見えてるんだけど、半ばそうなることを望むかのように話を進めるやり口が「こういうとこ変わんないな」って思うポイントなんですよね。
約10年前に僕が味わった経験も、きっとそういう部分がぶつかったんだろうなあ。当時は理解できなかったんだけど、やっと10年近く経つ今になって少しだけその構図が見えた気がしました。