劇場版ガールズ&パンツァー感想

追加上映が決まって、地元の映画館で見られるようになったので、早速昨日見てきました。
地方の映画館なのであんまり人が入らないとこなのですが、ガルパンの時間は人が満杯で座席もパイプ椅子が追加されるくらいの混みようでした。
こんなに混むのを見るのはエヴァンゲリオン以来かもしれない。

以下ネタバレ含む感想。
始まってすぐ戦車戦のシーン。映画だけあって戦車の砲撃音が大きくて迫力満点。
そして劇場版から?のキャラのチハタン学園(字が分からないのでカタカナで)が登場。突撃突撃いうてるから多分日本モチーフなんでしょうね。神風特攻大好きな戦車道らしいので弱そう。

しばらくしてこの戦車戦が全国大会のエキシビジョンマッチだと分かるんですが、いろんな学園が入り乱れての闘いはかなり面白く、聖グロリアーナとプラウダ、大洗とちはたんの組み合わせでなかなかおもしろかった。プラウダがほかと組むっていうのが特に面白みを感じた部分、カチューシャは基本的に自分が1番なタイプですからね。
そしてプラウダといえばロシア語、ジエーニャとすみぺによる流暢ロシア語が炸裂してて片方本物やんけぇ!と驚きました。それについてくすみぺも凄い。

戦車戦の中身としては一番印象的なのはバレー部チームのBクイック作戦。駐車場アタックのシーンですね。TV版のシーンを思い浮かべながら見てたら、ひっかかるものか!からの二段構えでちはたんの砲撃炸裂、と場内も沸いてました。
あとはピンチになった一年チームの慌てぶりからの「ちょうちょ」は会場も大笑い。こういうリアクションがあると劇場で見る面白みがあるなーと感じます。

そして、エキシビジョンが終わってからの再びの廃校宣告。ここで一気に戦車戦の熱狂からうってかわって落ち込むシーンへ
とはいえ西住家的にはすっかりお姉ちゃんと若いした西住殿のシーンが印象深く、昔の思い出の回想なんかもありまして、和みましたね。
ボコミュージアムのシーンも笑いありで楽しかった。

そしてラストの大学選抜との戦車戦。スーパーロボット大戦なみにオールスター登場の戦いで盛り上がりました。1番印象深いのはやはり継続高校の履帯外れてからの激闘でしょうか、その上で繰り広げられてる自走砲との戦いもぶっとんでいて、さらにBGMのポルカも戦いを盛り上げてテンションがすごい上がりました。

継続高校の子(CV能登麻美子)のセリフがいちいちスナフキンっぽいなと思ってたら継続高校はフィンランドがモチーフだそうで、なるほどムーミンの国。

観覧車外しちゃうシーンとかもダイナミックで劇場ならではの迫力があってすごかったですし、ちはたんのいろんなとこに隠れながら戦うシーンあひるかぶってるシーンとか面白いシーンも随所に仕込まれて笑わせてくれるし、戦車戦もちゃんと熱いしで盛り上がりが半端じゃなかった。
まさにガルパンの集大成といった感じで、大変満足しました。

ガルパンはいいぞ

キャラ名とかどの戦車に乗ってるとか全然覚えてない私でも十分楽しく見れたので、やっぱりガルパンはすごいなと感心しました。そういう視聴者でも楽しめるように作ってあるというわけですからね。
すごく良かったので、劇場もっかい行くかあるいはBDとかでもう1回見たくなる映画でした。感想語り合ったりとかも絶対楽しくなる映画だと思います。