マクロスFRONTIER

第10話「レジェンド・オブ・ゼロ」感想
マクロスゼロ見なくちゃな。って思った、、、さすがにここまでされたらもぅ過去作全て振り返って見なくちゃいけない気がする。
全て見てこそのマクロスFだと思えてきた。最初からこの作品はマクロスの「総合」である、とは思ってたんだ。しかしここまできたらね、本気で好きになったよ、マクロスって作品がさ

シェリルがアルトと一緒にいる事実を知り、落ち込むランカ。この時はまだ嫉妬の心はないのよね、単純にシェリル>ランカな状態なんだなとランカ自身が感じて落ち込んでる状態

そしてシェリルは、自分がアルトに何がしかの感情があることに気づいてるやらないやら微妙な状態。十中八九気づいてるはずなんだがね、少なくとも今回の自分の行動で気づいてるはず。
でもって、シェリルはランカがアルトを好きなことは完全に気づいてる。だからランカがいる前で大胆な行動に出たりもするわけだと思う
でもって、歌手ランカのことも別で気にかけてる。貴様のその才能を以って私のところまでやって来い、ぐらいのことは思ってそうなんだよな。それこそミスマクロスを無視するほどにねw
シェリルの中では真のミスマクロスはランカなんじゃないかと若干思ってそう。これは完全に憶測だけど

この歌手の面と女の面での動きが色んなタイミングで出てくるのがすごく面白い。
で、またアルトがヘタレなんだなこれがwww 主人公補正というか、どっちつかずというか。それほど大きく感情向けてない
他人に慕われるのに慣れてるのか、逆に不慣れすぎて分からないのか。

何気に映画の芝居の話に絡んで、アルトの実家の話も出てきたね。女形で濡れ場を演じたなんつったらとんでもなくすごいやつってことだわなぁー
それが嫌でってことじゃないとは思うんだが、なんでアルトが父親とケンカしたのか分からん。それだけの功績をあげてるってことはアルト自身は芝居で頑張ってたって証拠だと思うし、芝居自体が嫌いとは思えない。
それこそ、以前の模擬戦闘で女形のポーズ決めてた辺りからも、芝居の仕草を美しいものとしてアピールに使う心はあるわけだからね。

初回辺りで「空が低い」って言ってたのと関わりそうなんだなぁ、女形→ケンカ→パイロットの流れはとても興味深い謎のひとつ


でもってまたブレラが出てきちゃった。しかも上官?らしき人に勝手なことをするなといわれてた感じだし。「過去を取り戻す」とかどうとか言ってたから、未来人説がまた濃くなるなぁ
しかも腕がサイボーグっぽい。レオンのとこに報告に来てたやつも「常人にあれは無理」って言ってたし、アンドロイドかサイボーグか。なんにせよ特殊な加工を受けた人物ってことは確かくさい
ダサイ格好したレオンと会ってた変なエージェントが言ってた「ヴァジュラの本当の怖さ」とやらが関わってそうだね。(しかしなんでモブキャラのほとんどが喜久子ボイスなんだろうw)

ヒュドラとヴァジュラとランカの歌もまた関わってるっていうのかな。絡まりすぎてるぜ、さすがに

あと、映画監督っていうか、マクロスゼロ映画の製作状況が見ててとてもアツかったね。契約に入ってないって言って水中撮影をしようとしない俳優とか、タイアップ曲での妥協云々とか
かなり力入れて話作られてるってのがすごい伝わってくるわ。一連のシーンが大好きです

あと、シェリルに無視されてからのミスマクロスの不遇っぷりも面白いよね。文句の一つも言わせてもらえないでやんのw 絶対にランカのことうらんでるだろうになぁ

さらには、ランカの歌が映画を通して広く人に聞かれるってのも重要な点でしょうよ。これキッカケで一つ何か事件が起きそうな気がして、勝手にワクワクしちゃうよ。

ってか、今までにない異常な長さの感想になってしまった。作画の話もしようかと思ったけど、あれは多分「DVDに期待しててくれ」って言ってるようなもんだと思う。
手抜きなんじゃなくて、力入れすぎてあんなことになってるんだと思うんだわ。だからDVD買ってこの回見たら、「やりおる」って思えるはず
まぁ、勝手な憶測なんですけどね☆