好きな人

おいらが好きな人というのは、純粋な欲望剥き出しで、己の渇きを潤すためならドス黒い手も厭わず、かといってその黒い手もちまちまと姑息だったり陰湿だったりはせずスパッと悪事をする。
豪快に笑って友と酒を酌み交わし、大腕を振って道を歩く。
そしてなにより多少の努力で大きな力を得、それを自慢することなく当然のこととして生きる。

そんな健やか且つ強欲で豪快な人間。そういう人が好きです。
欲もなさそうに淡々と、そしてちまちまと生きてる虫みたいな人は基本的に自分より下であると即行で認識します。

要は、元祖エンジェル隊とか、ガンソのヴァンとか、ランスとか、ルルーシュとかそういう類かな?
欲望が汚く見えない人はすごく好き。欲があるのに汚くない、それはとてもとても素晴らしいこと。