ケータイ小説はなぜ売れるのか

ついに読了しました。ウェブ進化論並みに読むのに時間かかったけど、本田さんの本ってこともあって、最後まで読めました。
今度、貸してくれって言ってる友人に貸したいと思う。これは本当に読むべき

ケータイ小説を読む人間と、ライトノベルを読む人間の両方に読んで欲しいなぁと思う。そしたらお互いの違いが少しは分かるはず

そして、長年抱えてた「俺とあいつらの違い」的なものが解明できた気がする。PC派とケータイ派の違いってやつなのかな
とにかく、これは必読の書として他人に勧めまくりたい。


しかし、これで未読の本が一冊にまで減ってしまった。土曜に給料もらえるはずなんで、それでまた買い足そう。ラノベで買う本は大体のめぼしついてるけど、他にないんだよなぁ
本田さんの萌える男とか喪男の哲学史とか読もうかなぁー? 世界の電波男はまだ出版されてないよね?売り出されたら絶対買うわ。うん
やっぱ本田さんの書く本はこっち側の人間が考えてることに応えてくれる。なんで人気作家として大成できてないのか本当に不思議だわ

追記:なぜ売れるのかの中にもインタビューの回答か何かとして梅田さんが出てくるんだけど、この本とウェブ進化論って実はかなり繋がってるのよね。
PCによってネット環境がかなりの人に伝わって、ケータイによってさらに低年齢層にまで普及したって点なんだけど
こっからくる「総表現時代」っていうのかな、情報発信のインフラがとてつもなく整備されてるってことがかなりのムーブメントになってるのよね。

今後の社会を見てく上でその点ってそうとう重要な気がする。
何が言いたいかというと、「大学でそういうこと研究せい」ということ。首都周辺だけじゃダメだと思うんだなぁ、地方であるからこそ総表現が浮き彫りになるはず。

たとえ田舎でもネット環境がひかれてれば作家にだってなれるんだもの。要はそういうことなのよ