NO.6

第01話感想
少年なのにやたら難しい話をしてて、エリートコースだとか言われてて、その裏では"ネズミ"が狩られそうになって逃げる。そんな社会

この間やってたフラクタルじゃないけど、管理された社会で、ある程度の生活の安全が保障されてる世界なのね。老婆はおそらく働く必要がなくて、逆に言えばなにもできなくて、編み物をして余生を食いつぶすしか思いつかず「何をしたらいいか分からない」と言う。
これけっこう恐ろしい話だよなぁ、、、、何もやらなくていいと逆にどうしたらいいか分からない。人間はある程度不自由じゃないと、本当に自由になれないっていう。そういう恐ろしさ

主人公?の紫苑も、ネズミに会ったときの対応が明らかに普通じゃなかったしな。アニメ見てるこっち側の社会であんなのが来たら、すぐさま通報するとか、恐怖にかられて言うがままにされるんだろうけど、あの世界の人間はちょっと感性が違ってるようで
特に主人公は、なんかその中でも普通じゃない感性なように見えたけどね。台風を有りがたがったりさ

ネズミも、純粋培養されたような人間が相手だってんで、脅しというか脅迫に抵抗すらみせない様子をみて、完全に油断しているようだしね。普通なら、そうやって油断させて通報されるってオチがあるんだが。腕のへんな腕輪から通信できるようだしね

最後に治安局、つまりは警察みたいなんが来てたけど。通報しなかったのがバレて、しょっぴかれるんだろうか? 怖いなぁ

管理社会とその裏側っていうSF設定は実に正統というか、スタンダードだけど、それを今やろうってんだから、なかなか期待させられる。