小論文練習を兼ねて

稚拙な考えながら、いろいろと見て考えたことを少し書いてみる。
ワタミの中の人がテレビで喋ってたのを見ての話。
ワタミの中の人が、教育改革だかなんだか知らないが、ちろっと喋ってたのを聞いて、「ん?」って思った。
番組の流れとしては、改革の内容が提示されて、それに対して現場の教員達が色々と話しをする。で、スタジオでリアクションみたいな感じだったと思うんだけど

なんか、ワタミの中の人が全然人の話を聞いてなくって、我を通すばかりに見えてしまった。それに、教員達が言っていた言葉を曲解とまではいかないけど、少し曲げて解釈して話をしてるようにまで見えた。

授業数一割増。という件に関して、教員達は「生徒・教師の負担が増える。」「生徒達が(疲労で)勉強をする体になっていない」との話があった。
だのに、ワタミの中の人は「自分達が疲れるからやりたくない。なんてのはダメだ」とか言ってて、、、、「え?」って感じ。
負担が増えて疲労したら、反抗心も持つだろうし、疲れちゃったらまともな勉強できないじゃないか。疲労してやる気のない状況で何を学ばせようと、それは生徒達の身には入らないよ。

制度的な面で、色んなことを学ばせよう。なんて言ってたって、はっきり言ってそれじゃ何も変わりはしないと思うし、むしろ「やってられない」なんて歯向かうような子達も増えると思うんだなぁ。
今ある状況から変わる。っていうのを日本人は嫌うし、それがなにより自分達の苦痛になりかねないことなら、なおさら嫌がるでしょうよ。

だから、「学ぶこと」を増やすんじゃなくて、「学びたい気持ち」を育てることを重視するべきだと思うんだよなぁ。
少ない授業であっても、しっかりと身につくような授業内容、指導体制。そういうのが大事だと思うんだわ。
生徒に「勉強が楽しい」と思わせられるような授業ができること。それが理想の教育ってもんだと思う。

ただ「良いことを学ばせる」っていうんじゃぁ、意味がない。それにはまず「学ぶ心」を大事にするべきだと思う。

勉強が楽しい、もっと色んなこと知りたい。そういう風に自分から気持ちを起こして勉強をするようになると、効率は目覚しいほどに上がる。
人間は好きなものには一生懸命になれるものだもの。だから、学生達が勉強を好きになれるような教育ってものをやっていって欲しいです。

追記:前は、ワタミの中の人けっこう好きだったから、今回の一件でガックリきましたわ。経営者としては素晴らしいけど、教育者としてはからっきし。って感じなのかもしんない。
子供達の幸せを考える。って言うんなら、もっと子供達の気持ちになって考えて欲しい。