イヴの時間

第01話「AKIKO」感想 ★★★★★
「わたしのうちにアンドロイドはいる」「何を考えているのか知りたい」と。この「わたしのうち」って表現にひっかかっておくべきだったな、リクオの友人のほうは分かってて聞いてるんだと思ってたが、、、、、、

正直、事件の起きない攻殻機動隊みたいな話かと思ってたが、そうでもない様子。
なんつうかもぅ、作りそのものがいわゆる前衛的で世間一般に広く知れ渡ってるアニメの様子とは違うよね。
間のとりかた一つとったって、不自然な「空間」ともいうべき間が存在してるし。いい意味で無機的な展開方法なのよね、そこもまたアンドロイドの存在する社会を表現する一つの要素になってる気がしてワクワクする。アニメってこういう風に広がってっていいものなんだよねー、ものすごく可能性を感じます。

今までこういうテイストのアニメっていうのはほとんどが自主制作アニメだったからね。

と、ここにきてこのアニメの製作形態が気にかかって公式見てみたら、少数制作なんだね。しかも個人製作の延長の少数制作らしい、これで納得がいきました。

こういう前衛的な手法とか独特な間っていうのはやはり個人製作からきてるものなんだなぁ。だからこその他のアニメと比べたときの未完成感があったわけだ、納得納得。

俺は好きだな、こういう雰囲気のアニメーション。